Category Archives: 資格

af9920048167l

転職に役立つ資格・役に立たない資格(ネットワークエンジニア編)


転職に資格は役に立つのか?

答えは、
「役に立つ資格もあれば役に立たない資格もあります。」

あまり答えになっていませんが、実際、持っていれば書類選考はまず大丈夫という資格もあれば、書かないほうがマシという資格もあります。では、どういった資格が役に立つのかというと、最低条件として「知名度が高い」、「取るのが難しい」という2点を満たしている必要があります。いくら取るのが難しくても誰も知らなければ意味がありませんし、知名度が高くても誰でも取れるようなものは価値がありません。それに加えて、その資格を持っていることが、その人の知識や技術力の証明になる資格は取得する価値があります。また、「この資格を持っている人が何名いること」といったように入札要件に上がるような資格やその資格を持っている人がいないとその事業自体が出来ないような資格も価値があり、取得していれば転職時に有利に働きます。


■役に立つ資格
知名度が高い
取るのが難しい
知識・技術力の証明になる
会社の利益につながる


■役に立たない資格
知名度が低い
誰でも取れる
知識・技術力の証明に繋がらない


では、これらを踏まえて、ネットワークエンジニアである私の転職経験も交えつつ、独断と偏見でIT系資格を評価してみたいと思います。


CCIE 役立ち度:◎
知名度・取得難易度共に申し分なし。取得していれば転職にかなり有利です。履歴書にCCIE保有と書いてあれば、少なくとも書類選考で落ちることは無いのではないでしょうか。私も一応CCIE保有者ですが書類選考で一度も落ちたことはありません。ヘッドハントを受けたこともありますが、面接で「どこに一番興味を持たれましたか?」と尋ねたら面接官に「CCIEを持っているところ」と言われたこともあります。それもどうかと思いますが。。。それはさておき、ネットワークエンジニアで食っていくことを考えているのであれば取っておいて損はない資格です。


情報処理技術者試験 役立ち度:△
日本企業であればかなり知名度はあります。ただ、取得者に対する評価は会社によってかなりばらつきがあります。また、いくら評価してくれる企業であっても、ITパスポート、基本情報技術者程度では、まず評価されることは無いと考えておいたほうがいいでしょう。ネットワークスペシャリストなど、高度試験(レベル4)に該当する資格であれば、会社によっては有利に働く可能性はありますが、知名度ほど効果は期待しないほうがいいでしょう。また、外資系企業の場合、残念がら国内資格は基本的に無価値です。


PMP 役立ち度:○
業界全体でプロジェクトマネジャ不足なのか、どこの会社でもプロジェクトマネジャ需要は高いように感じます。そのせいなのかPMPに対する評価も高めです。また、国際資格なので外資系でも通用する点でも取っておいて損はない資格です。ただ、資格だけでプロジェクトマネジメント力が判断できるわけではないので、あくまで実績とあわせて効果を発揮する資格だと考えましょう。


技術士(情報工学部門) 役立ち度:?
どこでも評価される万能資格ではありませんが、はまれば大きい資格です。入札要件に挙げられることがありますので、そのような入札に参加している企業であれば評価される可能性大ですが、そのような入札と無縁の企業であれば知名度は0に近い可能性もあります。難易度の割に評価が別れる資格ですので、積極的に取ると言うよりは取る機会(必要性)があれば取ると言う程度で考えておくのが良いかもしれません。


LPICMCP/MCSERHCE 役立ち度:△
ネットワークエンジニアを志望する場合、単体ではあまり評価は期待できませんが、ネットワークだけじゃなくて「サーバもできすよ」といった感じで、ネットワーク系の経験と合わせることで効果を発揮する資格です。ネットワーク経験では甲乙つけがたい候補者が複数いて企業側がどの候補者を採用すべきか迷った場合、サーバもある程度わかってるということでこれらの資格を持っていることが有利に働く可能性は十分あります。ここに挙げたものに限らず、ネットワークと関連の深い別分野の資格を1つは取っておくことをおすすめします。


TOEIC 役立ち度:○~×
役立つかどうかはスコア次第です。また、何点でどの程度評価されるのかは、応募先の企業や部署が求める英語レベルによって異なります。同じ点数であっても、ある企業では評価されて、ある企業では逆にマイナス評価になることもありますので、応募先で求められる英語レベルを十分リサーチしてから履歴書に載せるべきです。

個人的な見解としては、日本企業でそれほど英語力が必要とされない部署で600点がぎりぎり履歴書に載せられる点数かと思います。700点以上あれば日本企業であればまず載せておいてマイナスに働くことはないでしょう。外資系で履歴書にのせるのであれば800点は欲しいところです。


MOS 役立ち度:×(実務的には◎)
履歴書に書くことはおすすめしませんが、もしかすると実務的には一番役に立つ資格かもしれません。Word、Excel、PowerPointと毎日どれか1つはお世話になるソフトですが、意外にも使いこなせていない人がかなりいます。転職には直接的に役にたたないかもしれませんが、日々の作業効率アップのために勉強だけでもしておいて損はないでしょう。


勝手に評価を付けてみましたが、評価の高い資格を取れば必ず転職に成功するかというとそういうわけでもありません。かと言って、経験がすべてでも無いと思っています。資格は経験を引き立ててくれるスパイスのようなもので、うまく活用することで転職での成功やキャリアアップ、さらには年収アップにつながると考えています。